今回は、都内のホテルで制作した日本庭園のディスプレイを紹介致します。
ホテルのイベントで 『能』の特別展示を行うに当たり、同じく日本の文化である日本庭園のディスプレイを作ってほしい、との要望で制作しました。
手を清める為の手水鉢や筧、柄杓などは、茶室に至る前の茶庭の風景です。
松やモミジなどの日本らしい植物。アジサイは梅雨の季節感を感じられます。
ディスプレイの場所がホテルのエントランスであった為、多くのお客様に注目をして頂くことが出来ました。
特に注目して頂いたのが、飛び石の上に置かれた『止め石』です。
←こちらです。
この『止め石』は立ち入り禁止を表示する為に置かれるもので、多くのお客様が珍しい様子で見ていました。
ディスプレイの写真を撮る方や、ディスプレイをバックに記念撮影をされる方が絶えず、非常に多くの方々に喜んで頂けた様子でした。
夏を間近に控えた梅雨のシーズンです。
今回は梅雨の季節の代表的な花、『アジサイ』を使ったディスプレイの紹介を致します。
こちらの写真は、都内にある化粧品会社の販売店内に設置したディスプレイです。
こちらは『七夕』のディスプレイということで、アジサイと竹を使用しました。
また、お店の雰囲気に合う様に白の器でシンプルに仕上げています。設置している間、お店の方々の短冊が竹に飾られてとても鮮やかになっています。
短冊の願い事が叶ったら、私たちディスプレイ製作者の冥利に尽きます。
こちらは都内ホテルのディスプレイです。
『納』をテーマに、涼しげな植物を使用しました。
オタフクアジサイや西洋アジサイなど彩りも様々で、ホテルのお客様方にも好評を頂きました。
如何でしたでしょうか?
ご紹介した写真から、アジサイの鮮やかさと風情が皆様にも伝わればと思います。
寒さが残る日々の中で、暖かい春の気配も感じられる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
今回は、都内某所のマンションのディスプレイ作業の様子をご紹介します。
マンションの入り口を入ってすぐに上の写真のようなスペースがあり、こちらを季節の植物で飾って欲しい、とのお客様のご要望がありました。
デッキパネルで囲われたスペースで、植物がとても映えそうな空間です。
こちらのマンションでは、昨年の夏から植物を置かせて頂いていました。
以下の写真は、今年3月のディスプレイ作業の様子です。
中央にサイネリアの花を寄せて、周りをマホニアやアイビーなどの緑で飾りました。
緑の他に、茶色のコルジリネや、カラーリーフとしてヒューケラも入れています。
初めの写真と比べると、デッキパネルの木目と植物の緑が調和した空間になりました。
お客様にも、空間が明るくなって嬉しいと大変満足して頂きました。
また、マンション内のゴミも減ってきたという話を聞きました。
植物を置くことで良い効果が生まれたことは、私たちにとっても嬉しいことです!
マンションに住む方々にも好評を頂いているようでした。
こちらのマンションでは、定期的に植物の入れ替えを行っています。
今後また、季節ごとの植物の様子を紹介したいと思いますので、お楽しみに!
今回は『第44回国際ホテル・レストラン・ショー』に出展されたお客様のブースにて行った、ディスプレイ製作作業の様子を紹介致します。
去年と同じく、日本の焼き物について出展しているブースのディスプレイを製作しました。
今回は、江戸時代後期を代表する江戸琳派の絵師『酒井抱一』の作品の一つ、『夏秋草図屏風』をイメージしたディスプレイを製作して欲しい、とのご要望でした。
しかしながら、夏と秋の植物はこの時期に用意することが出来ない為、今用意が出来るもので出来る限りお客様の要望に沿った形になるようなディスプレイにしました。
下の写真が完成の様子です。
トクサとカレックスを植え、その麓にタマゴケを敷き詰めています。
現場にてお客様と打ち合わせながら様々な植物を用意しましたが、最終的に緑一色でまとまったディスプレイになりました。
お客様のイメージに近いものが完成し、「シンプルで良いです。」と満足して頂けました。
こうした展示会などの作業では現場合わせの作業になることが多く、難しい作業になりますが、試行錯誤を繰り返してお客様の納得のいくディスプレイが完成した時には、私たちも一段と気持ちが良いものです。
「2015-2016の冬は暖冬になる」
と言われていましたが、東京でも例年のように雪は降り、
なんと沖縄でも39年振り、沖縄史上2回目の降雪(みぞれ)という驚くべきことがありました!
『暖冬』とは・・・ということを語ると少し長くなってしまうので割愛しますが、今年もしっかり冷え込んでますね。
私のキーボードを打つ指も震えています・・・。
私たちの会社の周りでも雪が積もったのですが、周りのお宅の庭などで、雪の重みで折れたり曲がってしまっているコニファーを多く見かけました。
雪の重みというのはなかなかのもので、屋外の植木には積雪対策をしてあげる必要があります。
そんなこんなで、今回は都内近郊の老人ホームで施した雪吊り作業の様子をお伝えします。
老人ホームの入り口前にある松に雪吊りを施しました。
雪吊りの作業は、私たちには今まで行ったことの無い作業だったので、雪吊りに詳しい方に教えて頂きながら作業を行いました。
竹を中心に立て、その先端から縄を垂らします。
放射状に垂らした縄を、今回は地面に固定した竹の支えに結びました。
積雪の多い地域での雪吊りでは枝に縄を結んで固定をするのですが、こちらの場所は積雪の少ない関東なので、見た目を重視した雪吊りの方法になります。
そして完成が下の写真です。
美しい雪吊りが出来上がりました!
松の右下に見える藁の細工は「わらぼっち」と言います。
雪吊りの竹の天辺に乗せたり、椿などの冬の花を覆うのに使いますが、今回はアクセントとして飾っています。
これだけでも、なんだか可愛い姿をしていますね。
雪吊りは冬の風物詩として楽しまれています。
老人ホームに入居されている方々に、冬の風情を感じて頂ければと思います。
私たちも、初めての雪吊り作業はとても良い経験になりました!
『ハロウィン』が、ここ近年の日本で大変な盛り上がりをみせています。
カボチャやゴーストの飾り、様々な仮装をした人々…、秋の気配と共にハロウィン仕様に彩られる街はすっかり秋の定番ですね。
私たちもそんなハロウィン賑わう秋を彩る装飾を行いましたので、いくつか紹介したいと思います。
こちらは、都内の化粧品会社の販売店内に設置したディスプレイです。
ハロウィンっぽいディスプレイを、ということでキレイなだけではなくワイルドなテイストも加えました。
秋の植物の他にドライの植物を入れて秋の雰囲気を引き立て、また赤い蔓も使って動きをつけています。
こちらは、都内ホテルのロビーに作った秋のディスプレイです。
『収穫の秋』をイメージしたディスプレイにしました。
ハロウィンは秋の収穫を祝うお祭りでもありますから、これもハロウィンのディスプレイですね!
笊や木箱にカボチャ、タマネギ、ブドウ、柿などを入れています。まさに『収穫の秋』ですね。
植物はススキ、キク、フォックスフェイスなどを入れて、秋の装いにしました。
こちらは、都内法人様の受付に設置した寄せ鉢です。
落ち着いた色合いの植物を寄せて、その隙間からカボチャを覗かせてみました。
カボチャがあるからハロウィン!というのは、少し無理があるでしょうか…?
そんなこんなで秋の装飾特集でした。
ハロウィンが終われば秋も直に終わり、冬がやってきますね。
冬にはクリスマスの彩りがあります。冬の装飾もまたご紹介致しますのでお楽しみに!
暑いです!!
5月とは思えない暑さが続きますね。熱中症など召されてはおりませんか?
現在私も手に汗を滲ませながらキーボードを打ち、記事を書いている次第であります。
みなさん、水分補給はしっかり行いましょうね。
さて、今回は新しく事務所を構える法人様に、新しく植物を入れて頂くことになりましたので、その様子を紹介致します。
こちらは受付の机の横に設置した寄せ鉢の写真です。
赤のグズマニアを中心に、シダや丸い葉のベンジャミン、チャランなどを寄せました。
植物の根元にはバークチップや石などを敷いて、ちょっとした遊び心を入れています。
こちらは受付フロア内に設置した大鉢のエバーフレッシュです。
緑のボリュームがある植物を入れたいとのお客様の要望があり、エバーフレッシュを入れました。
エバーフレッシュはスタイリッシュな姿でありながら緑のボリュームがあるので、広い空間に良く合います。
こちらのフロアは非常に日当たりも良く明るい場所なので、明るい緑の葉がより一層映えますね。
エバーフレッシュもこの空間で元気良く生長しています。
今の時期は、季節の区分を表す二十四節気で言うところの『小満』にあたります。
草木が次第に生長し生い茂る頃、万物命のあるものが満ち満ちてくる頃だそうです。
このエバーフレッシュの生長を見ていると、私の心も満ち足りてくるような・・・、そんな気がしてくるのです。
みなさんもこれからの時期の植物の生長の様子、じっくり眺めてみて下さい!
今回は、『国際ホテル・レストラン・ショー』に出展されたお客様のブースにて行った、ディスプレイ製作作業の様子を紹介致します。
急遽舞い込んできた仕事ということもあり準備期間の少ない中での作業でしたが、用意が出来る中でお客様の要望に沿った形になるようなディスプレイにしました。
日本の焼き物について出展しているブースなので和のものを使用し、ブースの前を通りかかる時にパッと目を引くようなディスプレイにしてほしい、とのことでした。
以下の写真がディスプレイ製作の様子です。
竹をメインにしたディスプレイと、木の枯れ枝を使用したディスプレイを作りました。
こちらは竹林をイメージさせるようなディスプレイにしてほしいとのことでしたので、太めの種類の竹を植えて、麓に苔と黒い玉石を敷いています。
人が2人入る程の面積で、シンプルながらも竹の存在感があるディスプレイにしました。
また、木の枯れ枝のディスプレイがこちらの写真です。
白い空間に枝を流して、シックな和の味わいを出しています。
短い準備期間の中でお客様との打ち合わせを重ねて、完成したディスプレイにお客様が満足して頂けたことが何よりでした。
大きなイベントにこうした形で参加することが出来、また会場全体の雰囲気に包まれて中でのディスプレイ作業に、何だかワクワクするような気持ちになりました。
非常にやり甲斐のあるお仕事でした!
東京でも桜の開花宣言がされて、段々と春の訪れを感じ始める今日この頃。
今回は都内結婚式場、3月の花壇の様子を紹介致します。
3月の花壇では毎年黄色の花をメインにして植えているのですが、
今回はチューリップ、リナリア、オステオスペルマム等を植え込みました。
チューリップとリナリア、オステオスペルマムの黄色をメインに、アネモネやキクで他の色合いを加えています。
これまでにも、3月の花壇ではオンシジウム、ガザニア、ミモザなどの黄色の花を植えてきました。
個人的にですが、こうして黄色の花を植えていると「もう少しで春がやってくるんだなぁ」と感じるようになってきました。
こちらの結婚式場で昨年11月に手入れを行った植物にも、動きが見えてきています。
植物も春の訪れを感じているようですね。
緑の萌える暖かな春の訪れが楽しみです!!
2015年に入りました!本年もよろしくお願い致します!
冬の寒さが最も厳しくなるといわれる今日この頃。皆様、如何お過ごしでしょうか?
今回は、都内にある割烹の新店舗に植木を納めた様子をご紹介致します。
東京の下町にあるお店なので、アカナンテンや竹など、下町の雰囲気に合う様な植物を選びました。
開店を控えたお店の方にも「良い雰囲気になった。」と、気に入って頂けました。
新年を迎え、こうして新しいお客様に植物を納められることが出来て、
我々としても良いスタートになりました!
今年も様々な作業の様子を紹介していきたいと思います。
よろしくお願い致します!